令和六年七月十五日
昨日、登山部の活動で、神奈川県の伊勢原市の聖峰に行ってきました。道すがら、面白いバス停に出会いました。
この時までは。
若い頃は天候に恵まれていたし、登る足が速いし、ヤマビルよりも早く進んでいました。
しかし、ヤマビルの存在は知っていたので、最低限の対策をしておりました。
最低限、長袖長ズボンを必ず着て山に入るということです。
息子にもそれを守らせていました。
聖峰のあたりはヤマビルが結構出ると聞いていましたが、知識のみで体験したことがありませんでしたので、実際に遭遇していないので、対策が甘かったですね。
聖峰の男坂から登ったところ途中で息子が、ヤマビルに集られ、大騒ぎ。
写真はありますが、グロいので、載せないようにしておきます。
聖峰の広場まできたところで見直したところ、息子の恵は、靴下の縫製の甘いところから踵を噛まれていました。
それだけでなく、両足の靴の中にヤマビルが入っており、靴にしっかり食いついたヒルは、靴を叩いても擦っても落ちない。
ナメクジのように塩をかけたり、ライターで炙ればすぐに離れると聞いていたのですが、塩は忘れ、ライターを忘れ、手で引っ張って、なんとか引き剥がしました。
私の靴にも何匹もたかっており、つまんでひっぺがして捨て、つまんでつまんでひっぺがして捨てを繰り返しました。
それだけでなく、両足の靴の中にヤマビルが入っており、靴にしっかり食いついたヒルは、靴を叩いても擦っても落ちない。
ナメクジのように塩をかけたり、ライターで炙ればすぐに離れると聞いていたのですが、塩は忘れ、ライターを忘れ、手で引っ張って、なんとか引き剥がしました。
私の靴にも何匹もたかっており、つまんでひっぺがして捨て、つまんでつまんでひっぺがして捨てを繰り返しました。
そうこうしていると、さらにコンクリのベンチをシャクトリムシのように移動してくるヤマビルがいたりで、さすがに気持ち悪くなり、息子は、パニック状態で、過呼吸になっているし、これ以上の登山を継続することができなくなりました。
息子は一箇所食われましたが、私は、一箇所も食われることなく、終わりました。
血がまずそうなのかな?
残念ながら、聖峰の広場で撤退をしました。
息子は一箇所食われましたが、私は、一箇所も食われることなく、終わりました。
血がまずそうなのかな?
残念ながら、聖峰の広場で撤退をしました。
女坂から降る途中も、ヤマビルは靴を登ってくるので、その都度、息子がパニックになっていました。
ヤマビルだらけの地面にリュックを置いて、悠長に治療をするわけにもいかず、パニックになっている息子に深呼吸をさせ、神様に無事を祈りつつ、林道を抜けるところまで行かせました。
息子は、パニックになりながら、「足の親指と人差し指の間に違和感がある。ヤマビルが靴下に入っている!」と、言っていました。
林道を抜け、アスファルトの道路の上で、ヤマビルが見えないことを確認してからリュックを下ろし、消毒し、くつしたを脱がせてみると、足の親指のところにはヤマビルはいませんでした。
息子は、パニックで幻覚を感じていたようです。
息子がもし、言いつけを守らずハーフパンツで登山をしていたらおそらく、何十箇所もヒルに食われていたでしょう。
下山後に、地元の人に話を聞いたところ、この時期は特にヒルが多いので、その話した方の家の庭先にもヤマビルが出るそうです。
この日のような雨の降ったり止んだりの中で登れば同じ目に遭うということでした。
実際に体験して、本当に気持ち悪く、ヤマビルは動きが速く、集られると本当にゾッとします。
今回は眺望が取れたのはこれだけでした。
登山用品店で、スパッツでヤマヒルが防げるかと聞いたところ、スパッツだけでは結局登ってくるので、ふせげないし、侵入されるとのことでした。
ヒル避けのスプレーで近寄らせないのがまず第一で、その上で長靴や靴下をきちんと履いて、万が一の侵入を避けるのが鉄則だそうです。
ヒル避けのスプレーで近寄らせないのがまず第一で、その上で長靴や靴下をきちんと履いて、万が一の侵入を避けるのが鉄則だそうです。
丹沢の山塊の最高峰は、蛭ヶ岳(ひるがたけ)というくらいヒルに縁がある山域であるということを改めて思い知りました。
息子は、リーダーシップがなんであるかをこの登山で学んだようでした。
自分は完全にパニックになって機能しなくなっていたところで、冷静に対処した私の姿から、学んだそうです。
そういう意味では、この登山の稽古としては大成功であったと言えます。
今回の撤退は八月末に、ヤマビルの対応が適切かのチェックの登山として、私が一人でいこうと思います。もう一度、聖峰から高取山、蓑毛方面から十六丁目まで繋ぐ登山をしておこうと思います。
まさに、「ヒル」クライミングですね。
ヤマビルもそうですが、知識として知っていても、体験して初めてわかることがあるのは、信仰もそうですね。
ヤマビルもそうですが、知識として知っていても、体験して初めてわかることがあるのは、信仰もそうですね。
多くの学びがあったことにハレルヤでした。
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