集会が終わり、機材の撤収をし梱包をし始めたところ、十六時すぎ佐藤姉妹が、「いちばんのバスで帰ります。」と言われて帰っていきました。
私は、片付けをしないと東京の機材がどれだかわからなくなってしまうので、片付けをし、一通り片付けを終わったのが十七時ごろ。
松山福音センターの方々が車を出し、駅まで送りに出ていました。
そんな中、私たちも帰ろうと思い、車待ちをしていると、岡先生が戻ってこられ、「道が大変なことになってる。」と言っておられました。
見ると大渋滞が始まっていました。
そこで、昨日のタクシーの運ちゃんの話を思い出しました。「お客さんは花火を見にきたんですか?グランドホテルからだと、見下ろしで最高ですね。」
きちんと伏線を回収できたところで、もう、車には頼れなさそうな道路状況。
意を決して徒歩で駅まで。
二十分程度で駅についたところ、駅前の渋滞は深刻で、坂出から高松空港行きのリムジンバスも到着が絶望的な状況でした。
Googleマップが真っ赤になるほどの渋滞。車社会恐るべし・・・
バス停には、バス会社の方がおられ、定刻通りの到着は絶望的であると聞きました。私の経験上、土地勘のない場所で慌てて動くと、ろくなことにならないので、高松経由で空港に行く方法も考えたり、タクシー会社に問い合わせたりしましたが、公共交通機関が麻痺している状況ではタクシーも同様で身動きが取れませんでした。
ちょうどこの頃、藤井姉と坂藤姉が、もう一泊することができないかをホテル側に問い合わせていたそうなのですが、ホテルからは満室の回答があったそうです。
至近距離で一万五千発の花火が上がる最高のロケーションなので空室などあるわけがなかったんですね。
お二方も歩いて駅まで人波をかき分けて向かったそうです。
空港行きのリムジンバスは、坂出市内に入ることができず、駅の北側ではなく、南側に誘導してもらえることになりましたが、それでも、動きのない状態でした。
空車のタクシーがないか探しに行っても、そもそもタクシーが走っていない。
万策尽き、主に祈ったところ、直後に息子から「バスが動いたから移動する」という電話が入りました。家族に合流したところ、娘が「私がお祈りしたら、すぐにバスが動いたんだよ」と、教えてくれました。神様は祈りに応えてくださるということを、早くも娘は知ることができましたね。ハレルヤです。
その後、なんだかんだ五十分遅れでバスが到着し、坂出を離れることができました。(バスが到着する五分前に空車のタクシーが目の前を通過した時の葛藤はなかなかのものでした。)
駅裏まで移動した乗車地点 |
その後は快走で、食事を摂る余裕を持って空港に到着しました。
私たちが、主にハレルヤ、ハレルヤと言っていたところ、空港の出発ロビーで佐藤姉妹と再会しました。
佐藤姉妹は、今までに二度飛行機に乗り遅れたことがあり、確実に空港に到着するために早目に出られたそうです。その頃には、道が混んでおらず、高松からリムジンバスに乗って空港に来られたそうです。何の問題もなくスルッと空港まで来ることができたということでした。
あの渋滞は、本当に十五分前後で発生したものだったんですね。
主は、各々の状況に対して働いてくださり、お互いに元々の計画を何も変更することなく進ませてくださいました。
万策尽きるという状況はなかなかありませんが、今回は、万策尽きてもまだ主に祈ることができるということを体験することができてハレルヤでした。
今思えば、どうしようもない状況の中にも、主への信頼による平安がありました。
主が共におられるということは、何よりの恵みですね。
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